先日、とある道場長から「道場の運営について相談できる方がいなかったので、相談ができて良かった」と嬉しい言葉をかけて頂きました。
実際にご支援させて頂いてる道場長の方でも「相談できる人がいない」「一人で全てを決めないといけないから負担が大きい」というお話はよく伺います。
そこで、今回のコラムでは道場経営者が孤独になりがちな理由と解決方法をお伝えします。
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道場経営者が孤独になりがちな理由
相談相手がいない
道場経営者が孤独になりがちな理由の一番大きな部分は、相談相手がいないというものです。
道場を本業として経営している方は会社員などに比べると圧倒的に少なく、同じような境遇の人がいないため、相談する相手がいないことが多いです。
また、道場経営が他の飲食やサービス業とは違う特殊な性質を持っているため、他の事業をしている経営者の方に相談しても問題が解決しないケースもあります。
このように、道場経営というまだまだ少数派の仕事であるがゆえに、同じ境遇の人が少なく結果として相談する相手がいないという事態が発生しています。
弱みを見せづらい
続いての理由は、道場経営者が師範や指導者という立場であるがゆえに、他の方に弱みを見せづらいというものです。
道場経営者はその道場のトップであることがほとんどで、相談とは自分の足りない部分を補うために行うものです。
足りない部分を伝えることは自分の弱みを見せることに近いため、自分の弟子にそのような相談をすることが難しいという状況があります。
そのため、仮に良い相談相手がいたとしても、立場上相談がしづらいという事態に陥ってしまいます。
そもそも情報が少ない
最後の理由はそもそも道場経営に関する情報が少ないというものです。
現代では、ほとんどのことが人に相談しなくともインターネットで検索すれば、ヒントになることがあったりして解決できますが、道場経営に関してはインターネット上でもあまり情報が多くなく、自力で解決しないといけないことがほとんどです。
このような状況のため、解決策が思いつかずに道場経営者が孤独になってしまうという状況が発生しています。
孤独にならないために
自分の気持ちを変える
先ほど、道場長は立場上、相談しづらいという話をしましたが、弟子の中には、決して道場長から相談を受けることを道場長が弱みを見せていると思う人ばかりではありません。
むしろ、そのような重要なことを相談することで信頼されていると前向きに受け止める弟子も少なくないです。
自分に足りない部分を他の人に補ってもらうことは決して恥ずかしいことではないので、思い切って弟子に相談してみることも大切です。
専門家に相談する
どうしても身内に相談することが難しい場合は、第3者の専門家に相談することがおすすめです。
各地域の商工会議所などでは無料で経営の相談をすることができますし、弊社の無料相談サービスのように、コンサルタントでも無料で相談に乗ってくれるサービスは多々あります。
まとめ
今回のコラムでは道場長が孤独になりがちな理由と解決方法についてお伝えしました。
道場経営はまだまだメジャーな職業とは言えず、道場長が孤独になりがちですが、ちょっと気持ちを変えて身内に相談したり、専門家に相談することで、解決することがあります。
道場経営でお悩みの方に今回のコラムが少しでも参考になれば幸いです。