道場運営において新規会員の獲得は最も重要なことの一つと言えます。
新規会員の獲得するまでには、こちらのような段階を踏むことが通常です
- HPなどで道場を知ってもらう
- 体験の申込
- 体験練習
- 入会
この段階の中で1と2、つまり体験の申込を増やす方法の一つをこちらのコラムでお伝えいたします。
なお、今回のコラムではある程度、体験申込がある道場がさらに体験を増やす方法についてお伝えします。
- 道場専門のコンサルタント、ウェブ解析士
- 武道を職業として成立させるために全国の道場長をサポート
- 広告を使わずに1年で100人の新規入会者を獲得
- 道場専門のHP制作サービス(WEB道場)運営
- 道場検索サイト(武道・道場ナビ)運営
- 自身も武道有段者で道場で指導中
- 前職は財務省税関で広報や政府開発援助に携わる
体験申込率とは?
皆様の道場では体験申込率を把握していますか?
ここでいう体験申込率は毎月の体験の申込の数である体験申込”数”ではありません。
この体験申込率が体験をさらに増やすために大切な数字となってきます。
まず初めに体験申込率の出し方についてお伝えします。
HPからの体験申込
HPからの体験の体験申込率は、HPのユーザー数÷体験申込数で出すことができます。
具体的には月に100ユーザーがHPを見てそのうち1人が申し込みをしたら体験申込率は1%となります。
(100ユーザー÷申込1人)
チラシからの体験申込
続いてチラシからの体験申込の場合はチラシの配布数÷体験申込数で出すことができます。
具体的には月に100枚チラシを配ってそのうち1人が申し込みをしたら体験申込率は1%となります。
(100枚÷申込1人)
SNSからの体験申込
最後にSNSからの体験申込のケースですが、これは数字が少し取りにくくなります。
というのも、投稿数やフォロワー数など体験に影響を及ぼす数字が多くあるからです。
また、SNSはDMなどで直接問い合わせが無くてもSNSを見て、HPから問い合わせをしたりと間接的に体験に貢献するケースがあります。
体験申込率の活用方法
各媒体の体験申込率が分かることで、どの媒体が体験に繋がりやすいかを把握することができます。
例えば、体験申込率がHPは5%でチラシが1%の場合、HPで体験を獲得する方が効率が良いと考えることができます。
この効率の考え方は非常に重要で、時間や予算が限られれている以上、「効率が良い=成果が出やすい」方法に力を割く必要があります。
そのために、体験申込率を把握し、各媒体の効率性を確認することが重要になります。
ちなみに、体験申込”数”を増やすにはHPの場合、「ユーザー数」を増やすか「体験申込率」を増やすかの2つの選択肢があります。
そして、ユーザー数を増やすためにはSEO対策などを行う必要があり、体験申込率を増やすにはHP内のコンテンツを改善していく必要があります。
このように見るべき数字を把握することで、次にとる施策を導くことができます。
まとめ
チラシのほうが効果がありそうだから、、、知り合いの道場でSNSから申込が多いと聞いたから、、、などとあいまいな基準で決めるのではなく、体験申込率のような数字で判断することが体験申込を獲得する上で大切になってきます。
より効率的な方法に力を割いて体験を獲得していきましょう。