道場長の皆様はご自身の道場の強みや特長を分かりやすく伝えられますか?
道場の強みを把握することで、他の道場との差別化に繋がるほか、会費の設定にも影響してきます。
今回のコラムでは道場の強みを言語化するメリットをご紹介します。
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- 武道を職業として成立させるために全国の道場長をサポート
- 広告を使わずに1年で100人の新規入会者を獲得
- 道場専門のHP制作サービス(WEB道場)運営
- 道場検索サイト(武道・道場ナビ)運営
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- 前職は財務省税関で広報や政府開発援助に携わる
メリット① 他道場との差別化ができる
道場の強みを言語化するメリットの1つ目は他道場との差別化ができるというものです。
武道に馴染みが無い人からすると、道場ごとの特徴は分かりづらいことがあります。
例えば、「礼儀が身につく」と多くの道場がHPなどに書いていますが、それだけだと、他の道場と同じことを言っているので、その道場に体験に行こうという決め手に欠けます。
「礼儀が身につく」以外の道場の強みを言語化し、HPなどで打ち出すことで、他道場との差別化ができ、体験申込が増える可能性があります。
メリット② 会費の設定で有利になる
2つ目のメリットは会費の設定で有利になるというものです。
多くの道場では会費を安く設定しているように感じます。
公共施設を使用していて高く設定できないなどの理由もあると思いますが、他の道場と同じくらいの会費に設定しているという道場も多く見受けられます。
ですが、しっかりと道場の強みが言語化され、他の道場ではなく自分の道場を選ぶメリットが伝われば、他の道場より会費が高くても選んでもらえます。
人が物を買うときはその価値が価格を上回っているときです。
ですので、安易に会費を下げるのではなく、道場の強みを言語化して、価値を高めることで会費が上がっても選ばれるようにしましょう。
メリット③ 入会率が上がる
3つ目のメリットは入会率が上がるというものです。
道場の強みがしっかりと言語化できていると体験に来た方へ道場の魅力を伝えることができます。
道場の魅力が伝わることで、入会率が上がり、会員増加に繋がります。
逆に言語化ができていない場合、道場の魅力を伝えることができず、入会に繋がらない可能性があります。
体験の時の対応次第で入会に繋がるかどうかが決まるため、道場の強みをしっかりと言語化しておきましょう。
まとめ
今回のコラムでは、道場の強みを言語化するメリットを3つ紹介しました。
会費の設定や入会率など、道場運営の根幹にかかわる部分に道場の強みが影響します。
まだ、道場の強みが言語化できていない方はぜひ、自身の道場の強みを言語化してみてください。